衝動買い
すっかり放置でごめんなさい!
先週はものすごーくお仕事が忙しくて、普通に朝から晩までどたばたと走り回ってても終わるのが8時〜9時という状況だったんですー(一日の休憩時間は昼食の10分だけですー)。
当然のことながら家に帰ったらお風呂に入ってお布団に直行。夕食も省略してばかりで。ぐす。
そんなこんなでふと休日の空を見るとなんだかすっかりあったかくなってきましたねぇ。もうすっかり春ですね。春はなんだか心が浮き立ちますね。凪がすきなのは秋ですが、その次にすきなのは春かな。いなかなんで、田んぼのあぜ道にたんぽぽがいっぱい咲いている光景というものを見るとふにーって心も体も溶けそうになっちゃいます。
でも、そんな急がし日々が続いて、さすがに凪もこう、切れるものがあったのか。
…衝動買いしちゃいました。
↓
↓
http://jp.dolce-gusto.com/
帰りがけにセブンイレブン寄ったらなんだか実演販売してたんですよう。思わず即断即決。嬉しがって毎日のんでます。マグカップの上にコーヒーやらミルクの泡がいっぱいたつ、ほんっとに美味しいコーヒーが飲めますよー。買って後悔なし! 本当は紅茶党なんですが、水いれて10秒で淹れられるというところに惚れました…ものぐさな凪にはぴったりよう。
先週はものすごーくお仕事が忙しくて、普通に朝から晩までどたばたと走り回ってても終わるのが8時〜9時という状況だったんですー(一日の休憩時間は昼食の10分だけですー)。
当然のことながら家に帰ったらお風呂に入ってお布団に直行。夕食も省略してばかりで。ぐす。
そんなこんなでふと休日の空を見るとなんだかすっかりあったかくなってきましたねぇ。もうすっかり春ですね。春はなんだか心が浮き立ちますね。凪がすきなのは秋ですが、その次にすきなのは春かな。いなかなんで、田んぼのあぜ道にたんぽぽがいっぱい咲いている光景というものを見るとふにーって心も体も溶けそうになっちゃいます。
でも、そんな急がし日々が続いて、さすがに凪もこう、切れるものがあったのか。
…衝動買いしちゃいました。
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帰りがけにセブンイレブン寄ったらなんだか実演販売してたんですよう。思わず即断即決。嬉しがって毎日のんでます。マグカップの上にコーヒーやらミルクの泡がいっぱいたつ、ほんっとに美味しいコーヒーが飲めますよー。買って後悔なし! 本当は紅茶党なんですが、水いれて10秒で淹れられるというところに惚れました…ものぐさな凪にはぴったりよう。
行ってきます
猫はこたつで丸くなる (ver 月姫)
全国大会情報をアップしました。スペースNo.はグー1bです。荷物は今日発送しましたので、黒猫さんが道に迷わなかったらちゃんと当日搬入されているはず…ちなみに新刊もなんとか搬入されている…はず、です。
ただちょっと気になっているのが、この寒波で明日あたりに関が原付近が雪に埋まりそうなんですよね…今日うちから送った荷物は多分ちゃんとその前に通過してると思うんですが、印刷所から発送されたものはどうなるのか…ギリギリ入稿でしたので、もしかしたらひっかかるのでは、とちょっと戦々恐々としております。いやもう、今年の寒波はすごいですね。夏はあんなに熱かったのに…これも異常気象の一種なのかしらん。がんばって、黒猫さん!
ちなみに凪個人誌としては、参加させていただいた合同誌が早く読みたくてはぁはぁしてます。姫ルル3本立て…じゅる。あ、自分のはむしろあまり見ないようにしたいので正確には二本立て、ですね。すごいですよー絵もいっぱいですよーなんて豪華なんだ…! あ、ブックカバー持っていって汚れないようにしなくちゃ! 凪自身はめいっぱい場違いなような気がするけど、この幸運をめいっぱい味わうなりですよ。じーん。せ、せめて雰囲気を壊してなかったらいいなぁ。
大会までは後数日ですが、いまちまちまと無料配布本を打ち込んでいます。進行状況から行くと前日ホテルで製本かな…今回もまきこんだM嬢にも強制参加していただいてえっちらおっちらがんばろう。ああ、でもそれでも微妙な線かも…本業の業務もあるしなー。明日は泊り込み労働だしなー(←ちょっとやさぐれ中)。
そうして最後の雪やこんこんです。
おまけのはずが一番長くなったというのはもうどういうことでしょう(←いつものことと言わないで(爆))
↓
おまけ
幸いにしてその日は一日冷え込みが続き、雪の表面がやや固くなりはしたものの、ほとんど溶けることはなく、雪うさぎは離れの縁側近くに仲良く並んでおりました。
ご主人様たちは離れの中に入ってしまったものの、雪といえどほとんどその活動範囲に影響がない犬達二引きは、くるくると雪うさぎの周囲をまわって、えへ、と顔を見合わせてほのほのと幸せをかみ締めていましたが、彼らも警備主任として日常業務がありますので、夕方近くにはそこを離れ、お庭の巡回に繰り出したのでした。
「…なんだ? これ」
そうして冬の短い日がかげろうとする頃、木々に積もった雪の量を見分するためそのあたり通りかかった庭師の青年が、庭石の上にちんまりと並んだ雪うさぎを目にして首を傾げました。少し日の光は弱くなっていたものの、白く光を反射する雪のせいで周囲は随分明るいです。そのため、覗き込むと、子供の細工のような雪うさぎ達の中に、緑と紫の目をしたものがあるものに気付くことができたのです。
緑と紫のとりあわせを見て、このお屋敷の中でぴんとこない者はいません。おりしもここは嫡男とその婚約者が暮らす離れ。普段の彼らそのままに仲むつまじく並ぶ姿に、思わず口元をほころばせた彼でしたが、その次の瞬間、どしんと後ろから突進するものに大きくバランスを崩され、ぐぇ、というカエルがつぶれたような声とともに雪の中に沈んだのでした。
だめだめだめだめだめなのーっ。
せっかく姫様が作ってくれたんだからー!
悪戯は許さないんだもんーっ!
青年の背後から急襲しただけではなく、雪の中に大きくヒトガタの跡を残して沈んだ彼の背に乗り上げて踏ん張る二匹です。しかし大型犬の体重をまともに受けてさらに冷たい雪の中に沈められてはダメージはかなり強く、きゅぅ、と目を回してしまった青年を回収したのは、おりしも庭に自生するふきのとうを収穫して厨房に帰ろうとしていた追い回しの青年でした。
「おいおいおいおい、大吾郎、弁慶丸!何してるんだ!」
だってだってーっ。
これはせいとーぼーえいなんだもん!
無言で主張する彼らでしたが、さすがに下敷きにした青年の様子がおかしいことに気付いたのか、厨房の青年が庭師を抱き起こすのを邪魔したりはしません。
「…うう、まじで一瞬意識がとんだ」
「一体何があったんだよ」
「こっちが聞きたいよ。俺はただこの雪ウサギを見てただけで…」
そう言って指差したところにあった雪うさぎは、すぐそばで起こったどたばたなどそ知らぬ風情で仲よさげによりそっています。
紫と緑の目の雪ウサギ。一目でそれが何を模しているかに気付いた追い回しの青年は、なるほど、と納得し、その前に立ちはだかるように立つ犬達の頭をよしよしと撫でました。
「大丈夫。こわしたりしないから。…ぼっちゃん達が作ったのか?これ」
そうなのー。姫様が作ってくれたのー。
皆で材料集めてね、楽しかったんだよー。
「じゃぁこの小さいのは大吾郎と弁慶丸か」
「雪ウサギなんて久しぶりに見たなぁ」
これを作ってたお嬢様(さすがにスザク様はそんな雪遊びを自分からしようとしないだろう)はさぞかしかわいらしかっただろうなぁ、と実はルルーシュを心のアイドルとして淡い恋心を抱いていた若者二人は、ちょっとその場を想像して二人してほわんとしてみたりします。
そうしてちらりとお互いに視線を交わして、数秒。
おもむろに周囲の雪をすくって固め始めた彼らの後ろで、また新たなる集団が雪に足跡をつけて通りかかるのは、そのまた数分後でありました。
―――翌日。
よく晴れた冬の朝。いつものように腕の中にルルーシュを包み込みながらまどろみから冷めたスザクは、障子を透かして注ぐ日の光にその翡翠色の目を細め、うんと伸びをしました。
体内時計は起床時刻が変わりないことを示していましたが、外がやたら明るい気がします。ああ、そういえば昨日雪が積もったんだった、と記憶を反芻したスザクは、反射により光量が増した朝の光を室内に引き込むべくルルーシュを抱いているのとは逆の腕を伸ばして障子を開けました。
―――そうして、次に目に入ったものに、翡翠の双眸は一瞬大きく見開かれて。
「…ルル…――ルルーシュ、起きて」
思わず柔らかくほどけた笑みのまま、傍らの眠り姫を揺り起こすと、黒髪のお姫様は少しむずがりながら、温もりをさがすように身をよせてきます。それを幾度かゆすって覚醒させると、とろんと濡れた紫藍がのぞいて、いつもとは違う起こし方をする婚約者に問いかけるような色がそこにのりました。
「…なに? すざく」
「―――ほら、見て」
くすくすと笑って覚醒し切れていない紫藍を導く先につられるように首を巡らせたルルーシュは、そこにあったものに一瞬視線を止め――次に眠りの残滓を振り払うようにぱちりと瞬きをこぼしました。
「うちの人間は、皆お祭り好きだね」
そこに並んでいたのは、昨日障子を閉めた時にあった4匹の雪ウサギだけではなく。
紫と緑の瞳の雪ウサギをを囲むように、何匹もの南天の実の雪ウサギと。その背後を守るように配された数個の雪だるまだったのです。
大きい雪ウサギもいれば、小さいのも。笹をねじって鉢巻のようにしたものもあって――もしかせずともあれは庭師の棟梁を模しているのではないでしょうか。
昨日、せめて雪ウサギだけでもあこがれのお嬢様の側で、とけなげに雪をすくっていた二人の青年の後からこの場所を通りかかった棟梁たちにスザクとルルーシュの遊びが見つかってしまい、じゃぁ俺も、では私も、とばかりに館中の人間が思い思いに雪細工を持ちよってきたのでした。
けして洗練されているわけではありませんが、素朴かつ遊び心溢れた細工はどれもこれも見ているだけで心が温かくなるもので、スザクと一緒にそれを見つめるルルーシュの顔に、やがて深い笑みが浮かびます。
「…あれは、もしかしてお義父様とお母様か?」
「ほんとだ。…まさか母さん達までが悪ノリするとは」
スザク達の雪ウサギとほど近い位置でよりそう夫婦のウサギにルルーシュが嬉しげに笑って。あれは誰だれ、こっちはあの人、と二人で作者を想像してひとしきり盛り上がって。
「…来年も、また作ろうな」
「今度は雪だるまでもいいよ」
「両方作ろう。…また緑の目と、紫の目と」
「それと、もう一人、紫、かな」
「………(照)そのうち、な」
そうして朝日を浴びてきらめく雪の平原で。
仲むつまじく集う雪の細工は、その冷たさとは裏腹に、とても温かな感慨を二人にもたらしたのでした。
*ちなみに庭師と厨房の青年たちがつくった雪ウサギは後から来た棟梁や料理長、綾乃夫人達の雪ウサギや雪だるまにおいやられてお嬢様から遠く離れたところに移動させられてしまっておりました。
ただちょっと気になっているのが、この寒波で明日あたりに関が原付近が雪に埋まりそうなんですよね…今日うちから送った荷物は多分ちゃんとその前に通過してると思うんですが、印刷所から発送されたものはどうなるのか…ギリギリ入稿でしたので、もしかしたらひっかかるのでは、とちょっと戦々恐々としております。いやもう、今年の寒波はすごいですね。夏はあんなに熱かったのに…これも異常気象の一種なのかしらん。がんばって、黒猫さん!
ちなみに凪個人誌としては、参加させていただいた合同誌が早く読みたくてはぁはぁしてます。姫ルル3本立て…じゅる。あ、自分のはむしろあまり見ないようにしたいので正確には二本立て、ですね。すごいですよー絵もいっぱいですよーなんて豪華なんだ…! あ、ブックカバー持っていって汚れないようにしなくちゃ! 凪自身はめいっぱい場違いなような気がするけど、この幸運をめいっぱい味わうなりですよ。じーん。せ、せめて雰囲気を壊してなかったらいいなぁ。
大会までは後数日ですが、いまちまちまと無料配布本を打ち込んでいます。進行状況から行くと前日ホテルで製本かな…今回もまきこんだM嬢にも
そうして最後の雪やこんこんです。
おまけのはずが一番長くなったというのはもうどういうことでしょう(←いつものことと言わないで(爆))
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おまけ
幸いにしてその日は一日冷え込みが続き、雪の表面がやや固くなりはしたものの、ほとんど溶けることはなく、雪うさぎは離れの縁側近くに仲良く並んでおりました。
ご主人様たちは離れの中に入ってしまったものの、雪といえどほとんどその活動範囲に影響がない犬達二引きは、くるくると雪うさぎの周囲をまわって、えへ、と顔を見合わせてほのほのと幸せをかみ締めていましたが、彼らも警備主任として日常業務がありますので、夕方近くにはそこを離れ、お庭の巡回に繰り出したのでした。
「…なんだ? これ」
そうして冬の短い日がかげろうとする頃、木々に積もった雪の量を見分するためそのあたり通りかかった庭師の青年が、庭石の上にちんまりと並んだ雪うさぎを目にして首を傾げました。少し日の光は弱くなっていたものの、白く光を反射する雪のせいで周囲は随分明るいです。そのため、覗き込むと、子供の細工のような雪うさぎ達の中に、緑と紫の目をしたものがあるものに気付くことができたのです。
緑と紫のとりあわせを見て、このお屋敷の中でぴんとこない者はいません。おりしもここは嫡男とその婚約者が暮らす離れ。普段の彼らそのままに仲むつまじく並ぶ姿に、思わず口元をほころばせた彼でしたが、その次の瞬間、どしんと後ろから突進するものに大きくバランスを崩され、ぐぇ、というカエルがつぶれたような声とともに雪の中に沈んだのでした。
だめだめだめだめだめなのーっ。
せっかく姫様が作ってくれたんだからー!
悪戯は許さないんだもんーっ!
青年の背後から急襲しただけではなく、雪の中に大きくヒトガタの跡を残して沈んだ彼の背に乗り上げて踏ん張る二匹です。しかし大型犬の体重をまともに受けてさらに冷たい雪の中に沈められてはダメージはかなり強く、きゅぅ、と目を回してしまった青年を回収したのは、おりしも庭に自生するふきのとうを収穫して厨房に帰ろうとしていた追い回しの青年でした。
「おいおいおいおい、大吾郎、弁慶丸!何してるんだ!」
だってだってーっ。
これはせいとーぼーえいなんだもん!
無言で主張する彼らでしたが、さすがに下敷きにした青年の様子がおかしいことに気付いたのか、厨房の青年が庭師を抱き起こすのを邪魔したりはしません。
「…うう、まじで一瞬意識がとんだ」
「一体何があったんだよ」
「こっちが聞きたいよ。俺はただこの雪ウサギを見てただけで…」
そう言って指差したところにあった雪うさぎは、すぐそばで起こったどたばたなどそ知らぬ風情で仲よさげによりそっています。
紫と緑の目の雪ウサギ。一目でそれが何を模しているかに気付いた追い回しの青年は、なるほど、と納得し、その前に立ちはだかるように立つ犬達の頭をよしよしと撫でました。
「大丈夫。こわしたりしないから。…ぼっちゃん達が作ったのか?これ」
そうなのー。姫様が作ってくれたのー。
皆で材料集めてね、楽しかったんだよー。
「じゃぁこの小さいのは大吾郎と弁慶丸か」
「雪ウサギなんて久しぶりに見たなぁ」
これを作ってたお嬢様(さすがにスザク様はそんな雪遊びを自分からしようとしないだろう)はさぞかしかわいらしかっただろうなぁ、と実はルルーシュを心のアイドルとして淡い恋心を抱いていた若者二人は、ちょっとその場を想像して二人してほわんとしてみたりします。
そうしてちらりとお互いに視線を交わして、数秒。
おもむろに周囲の雪をすくって固め始めた彼らの後ろで、また新たなる集団が雪に足跡をつけて通りかかるのは、そのまた数分後でありました。
―――翌日。
よく晴れた冬の朝。いつものように腕の中にルルーシュを包み込みながらまどろみから冷めたスザクは、障子を透かして注ぐ日の光にその翡翠色の目を細め、うんと伸びをしました。
体内時計は起床時刻が変わりないことを示していましたが、外がやたら明るい気がします。ああ、そういえば昨日雪が積もったんだった、と記憶を反芻したスザクは、反射により光量が増した朝の光を室内に引き込むべくルルーシュを抱いているのとは逆の腕を伸ばして障子を開けました。
―――そうして、次に目に入ったものに、翡翠の双眸は一瞬大きく見開かれて。
「…ルル…――ルルーシュ、起きて」
思わず柔らかくほどけた笑みのまま、傍らの眠り姫を揺り起こすと、黒髪のお姫様は少しむずがりながら、温もりをさがすように身をよせてきます。それを幾度かゆすって覚醒させると、とろんと濡れた紫藍がのぞいて、いつもとは違う起こし方をする婚約者に問いかけるような色がそこにのりました。
「…なに? すざく」
「―――ほら、見て」
くすくすと笑って覚醒し切れていない紫藍を導く先につられるように首を巡らせたルルーシュは、そこにあったものに一瞬視線を止め――次に眠りの残滓を振り払うようにぱちりと瞬きをこぼしました。
「うちの人間は、皆お祭り好きだね」
そこに並んでいたのは、昨日障子を閉めた時にあった4匹の雪ウサギだけではなく。
紫と緑の瞳の雪ウサギをを囲むように、何匹もの南天の実の雪ウサギと。その背後を守るように配された数個の雪だるまだったのです。
大きい雪ウサギもいれば、小さいのも。笹をねじって鉢巻のようにしたものもあって――もしかせずともあれは庭師の棟梁を模しているのではないでしょうか。
昨日、せめて雪ウサギだけでもあこがれのお嬢様の側で、とけなげに雪をすくっていた二人の青年の後からこの場所を通りかかった棟梁たちにスザクとルルーシュの遊びが見つかってしまい、じゃぁ俺も、では私も、とばかりに館中の人間が思い思いに雪細工を持ちよってきたのでした。
けして洗練されているわけではありませんが、素朴かつ遊び心溢れた細工はどれもこれも見ているだけで心が温かくなるもので、スザクと一緒にそれを見つめるルルーシュの顔に、やがて深い笑みが浮かびます。
「…あれは、もしかしてお義父様とお母様か?」
「ほんとだ。…まさか母さん達までが悪ノリするとは」
スザク達の雪ウサギとほど近い位置でよりそう夫婦のウサギにルルーシュが嬉しげに笑って。あれは誰だれ、こっちはあの人、と二人で作者を想像してひとしきり盛り上がって。
「…来年も、また作ろうな」
「今度は雪だるまでもいいよ」
「両方作ろう。…また緑の目と、紫の目と」
「それと、もう一人、紫、かな」
「………(照)そのうち、な」
そうして朝日を浴びてきらめく雪の平原で。
仲むつまじく集う雪の細工は、その冷たさとは裏腹に、とても温かな感慨を二人にもたらしたのでした。
*ちなみに庭師と厨房の青年たちがつくった雪ウサギは後から来た棟梁や料理長、綾乃夫人達の雪ウサギや雪だるまにおいやられてお嬢様から遠く離れたところに移動させられてしまっておりました。
犬は喜び庭かけまわり (ver 月姫)
やった!やりました!入稿完了です!
後は印刷所さんの技におすがりするとして、順当にいけば17日に新刊が出ているはずでございますよ。
内容は月姫番外編で。ページ数は60Pくらいの予定です。内容は…いつもより少し甘さが少ないかな。同時期に合同誌の原稿を書いてたんで、あっちはハチミツに砂糖かけてんじゃないくらいの勢いでした(おかげで校正がつらかった)。でも基本的にらぶらぶです。今週中にまたオフラインのお知らせをアップいたしますね。
それとですね、部屋の掃除をしていたら、以前作った『梅雨前線活動中』のコピー本(大阪ターボで売れ残った分)が出てまいりました。あまり量はないんですが、そのままシュレッダーというのももったいないんで、全国大会に持っていこうと思います。後は通販を申し込まれたもののキャンセルされた分とか。一応卓上に並べる予定でございますので、もしよろしければお手にとってみてくださいませ。
いやーしかし、肩の荷がどっさり下りた気分です。終わったわけではなくて、実は今月末日に本業のとある仕事の締め切りが迫っているのですが、一つ締め切りが終わっただけでもず分ちがいますね。らくちんらくちん。部屋の掃除もして、ちょっとリフレッシュです。あ、でもがんばって全国大会には無料配布本を作りたいので、また明日からちまちま書き進めないとですね。予定では、医者スザルルでぺらい配付本を作ろうかなぁ、と。しかし予定は未定ですのでどうなるか…むにゃむにゃ。
サイトもすっかり放置で申し訳ございません。またこれからがんばりますので、どうぞお付き合いくださいませ(ふかぶか)
↓
ではでは、いい加減長くなってまいりましたが雪うさぎのお話です。
ちんまりと並んだ雪うさぎを前にしてほんわかしていたルルーシュですが、左右からつんつんとつつかれて、ふぇ?とそちらに視線をむけました。すると、もこもこした体をルルーシュに摺り寄せて温もりをわけてくれていた犬達が、きゅぅん、とないています。
『僕達の分は?』
『ないの?どうして?』
二人だけなんてずるいのー、とばかりにおねだりする犬達に、ルルーシュがああごめん、と二匹の頭をなでました。
「ごめんな。そうだな。お前達の分も必要だよな」
じゃぁ少し小さめに作ってみようか、と嬉しげに雪に手を伸ばすルルーシュが微笑ましくて、アシスタントのスザクは今度は南天の実を調達に立ち上がったのでした。
そうして出来上がったのは、紫と緑の目の雪うさぎと、その左右にちょんと並ぶ幾分小さめの雪うさぎ。目は南天で愛らしく、仲良く並んでいる様は主人と従者というよりすっかり家族です。せっかく作ったのだから、と離れの縁側からよく見える石の上にそれを並べて、二匹と一緒にいつまでも眺めているルルーシュを家の中に引き込んだのは雪遊びが始まって2時間も経った頃。体が冷えないうちにやめるというのが約束だったのに、触れた肌も髪もすっかり冷え切っています。
「…もぅ、こんなに冷えて」
「だって、楽しかったし」
スザクも、楽しんでただろう?と無邪気に首を傾げるルルーシュでしたが、もちろんスザクが雪遊びそのものよりも、子供のようにはしゃぐルルーシュを見ているのが楽しかったということには気付いていません。
座り込んだ足の間に華奢な体を置いて、背後から包むように抱き込みながらひんやりと冷えた両手を包み込むスザクの胸に背を預けて、ルルーシュはガラス越しに仲良く並んだ雪うさぎを見つめます。物言わない雪細工なのに、それはとても幸せな図に見えたのです。
「家族、みたいだな」
「みたい、じゃなくて家族でしょう」
そう、切り替えされてルルーシュは一瞬目を見開いて、次いで嬉しげに目を細めました。そんな彼女の頬に背後から口付けて、少し抱き寄せる手に力を込めたスザクは、とりあえず、と笑います。
「―――数年以内に、あそこにもう一匹、加えられるようにしようね」
意味深なその言葉にきょとんと紫藍が揺れたのは一瞬で。
次いで、頬を朱にそめてもぞもぞと身をよじりながらも、己の腹部に回されたスザクの手に自分の指を絡めながら、ぼそりと答えたのでした。
「――…男の子、がいいな」
「じゃぁ、瞳は紫で決定だね」
そうして、紫と緑の雪うさぎの間に、ちんまりとした小さな雪うさぎがならぶのも。
―――きっと遠い未来の話ではないのでしょう。
後は印刷所さんの技におすがりするとして、順当にいけば17日に新刊が出ているはずでございますよ。
内容は月姫番外編で。ページ数は60Pくらいの予定です。内容は…いつもより少し甘さが少ないかな。同時期に合同誌の原稿を書いてたんで、あっちはハチミツに砂糖かけてんじゃないくらいの勢いでした(おかげで校正がつらかった)。でも基本的にらぶらぶです。今週中にまたオフラインのお知らせをアップいたしますね。
それとですね、部屋の掃除をしていたら、以前作った『梅雨前線活動中』のコピー本(大阪ターボで売れ残った分)が出てまいりました。あまり量はないんですが、そのままシュレッダーというのももったいないんで、全国大会に持っていこうと思います。後は通販を申し込まれたもののキャンセルされた分とか。一応卓上に並べる予定でございますので、もしよろしければお手にとってみてくださいませ。
いやーしかし、肩の荷がどっさり下りた気分です。終わったわけではなくて、実は今月末日に本業のとある仕事の締め切りが迫っているのですが、一つ締め切りが終わっただけでもず分ちがいますね。らくちんらくちん。部屋の掃除もして、ちょっとリフレッシュです。あ、でもがんばって全国大会には無料配布本を作りたいので、また明日からちまちま書き進めないとですね。予定では、医者スザルルでぺらい配付本を作ろうかなぁ、と。しかし予定は未定ですのでどうなるか…むにゃむにゃ。
サイトもすっかり放置で申し訳ございません。またこれからがんばりますので、どうぞお付き合いくださいませ(ふかぶか)
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ではでは、いい加減長くなってまいりましたが雪うさぎのお話です。
ちんまりと並んだ雪うさぎを前にしてほんわかしていたルルーシュですが、左右からつんつんとつつかれて、ふぇ?とそちらに視線をむけました。すると、もこもこした体をルルーシュに摺り寄せて温もりをわけてくれていた犬達が、きゅぅん、とないています。
『僕達の分は?』
『ないの?どうして?』
二人だけなんてずるいのー、とばかりにおねだりする犬達に、ルルーシュがああごめん、と二匹の頭をなでました。
「ごめんな。そうだな。お前達の分も必要だよな」
じゃぁ少し小さめに作ってみようか、と嬉しげに雪に手を伸ばすルルーシュが微笑ましくて、アシスタントのスザクは今度は南天の実を調達に立ち上がったのでした。
そうして出来上がったのは、紫と緑の目の雪うさぎと、その左右にちょんと並ぶ幾分小さめの雪うさぎ。目は南天で愛らしく、仲良く並んでいる様は主人と従者というよりすっかり家族です。せっかく作ったのだから、と離れの縁側からよく見える石の上にそれを並べて、二匹と一緒にいつまでも眺めているルルーシュを家の中に引き込んだのは雪遊びが始まって2時間も経った頃。体が冷えないうちにやめるというのが約束だったのに、触れた肌も髪もすっかり冷え切っています。
「…もぅ、こんなに冷えて」
「だって、楽しかったし」
スザクも、楽しんでただろう?と無邪気に首を傾げるルルーシュでしたが、もちろんスザクが雪遊びそのものよりも、子供のようにはしゃぐルルーシュを見ているのが楽しかったということには気付いていません。
座り込んだ足の間に華奢な体を置いて、背後から包むように抱き込みながらひんやりと冷えた両手を包み込むスザクの胸に背を預けて、ルルーシュはガラス越しに仲良く並んだ雪うさぎを見つめます。物言わない雪細工なのに、それはとても幸せな図に見えたのです。
「家族、みたいだな」
「みたい、じゃなくて家族でしょう」
そう、切り替えされてルルーシュは一瞬目を見開いて、次いで嬉しげに目を細めました。そんな彼女の頬に背後から口付けて、少し抱き寄せる手に力を込めたスザクは、とりあえず、と笑います。
「―――数年以内に、あそこにもう一匹、加えられるようにしようね」
意味深なその言葉にきょとんと紫藍が揺れたのは一瞬で。
次いで、頬を朱にそめてもぞもぞと身をよじりながらも、己の腹部に回されたスザクの手に自分の指を絡めながら、ぼそりと答えたのでした。
「――…男の子、がいいな」
「じゃぁ、瞳は紫で決定だね」
そうして、紫と緑の雪うさぎの間に、ちんまりとした小さな雪うさぎがならぶのも。
―――きっと遠い未来の話ではないのでしょう。
…でけた




